しっちょうさん– Author –
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SAP × AI
AIを使う側の付加価値は、どこにあるのか——いち担当に戻った私の危機感
今、私はS/4HANAのCOモジュールのいち担当者として、システム保守の現場に立っている。 「いち担当者」と書いたのには、理由がある。少し前まで、私は違う立場にいた。 リーダーを降りて、いち担当に戻った 直近の10年ほど、私は経理系のSAPシステム保守の... -
SAP × AI
Joule導入前に確認すべき5つのこと——現場目線のチェックリスト
「Jouleを入れれば、SAPの問い合わせがぐっと楽になる」——そんな期待の声を、最近よく聞くようになった。 だが、Jouleはスイッチひとつで誰でもすぐ使える、という類のものではない。利用するための前提条件があり、それを満たしていないと「期待したほど... -
運用保守の現場リアル
入金消込8万件、手作業では詰む——本稼働直後の現場で見たSAP標準機能の底力
本稼働直後の現場には、独特の緊張感がある。 稼働させて終わり、ではない。むしろそこからが本番だ。設計時には想定していなかったデータ量、運用が始まって初めて見える業務の波——そうしたものが、稼働後に次々と押し寄せてくる。 今回は、ある現場で「... -
SAP書籍・学習リソース
2003年に2万円超で出たABAP公式リファレンスが、20年後も語り継がれる理由
私の本棚に、ずっと置いてある1冊がある。 『ABAPオブジェクト公式リファレンス』。SAP公認の翻訳書で、日本ユニテックの訳、日経BP社から2003年に出た本だ。1,054ページ、重さは約2キロ。当時の定価は税込22,890円という、専門書の中でも飛び抜けた価格だ... -
SAPコンサルの資格・キャリア
2026年のSAP認定試験、別物になっていた——暗記から判断へ
このシリーズで、私は自分の資格取得体験を3回にわたって書いてきた。始末書を書いた苦い記憶、100点の呪縛、そして自分の強みを見つけたという収穫。すべて10年以上前、あるいは古い記憶に基づく話だ。 では、今のSAP認定試験はどうなっているのか。気に... -
SAPコンサルの資格・キャリア
資格を取って、現場は変わったか——私が見つけた、本当の収穫
このシリーズの最初に、私はひとつの問いを残していた。 「資格を取って、現場は変わったか」 正直に答えると、外から見える変化は、思ったほどなかった。だが、まったく別のところに、大きな収穫があった。今回はその話をしたい。 外から見える変化は、正... -
SAPコンサルの資格・キャリア
SAP試験、こうやって乗り越えた——100点の呪縛と、2度目の受験
前回の記事で、始末書を書いたところまで話した。 SAP認定試験に合格したのに、1問ミスで始末書。そこで終わりにするつもりだったが、この話には続きがある。 数年後に発覚した「真相」と、転職後に自分から挑んだ2度目の受験の話だ。 数年後に発覚したこ... -
SAPコンサルの資格・キャリア
なぜ私はSAP資格を取ったのか——10年以上前の正直な話
「SAP認定資格を持っているか」と聞かれると、少し複雑な気持ちになる。 持っている。取った。だが、その取り方と、取った後に起きたことを正直に話すと、資格というものの見え方が少し変わるかもしれない。 今回は、13年前の話をしようと思う。 きっかけ... -
チーム・人材マネジメント
引継ぎという仕事——何を渡して、何を残すべきか
引継ぎは「資料を渡せば終わり」だと思っている人が多い。 35年以上、SAP運用保守の現場を歩いてきた中で、引継ぎという仕事に何度も立ち会ってきた。渡す側として、受け取る側として、そして今また現場で引継ぎに向き合っている。 その経験から正直に言う... -
運用保守の現場リアル
SAP運用保守のサービスレベル、現場のリアルを話す
SAP運用保守の契約書には、たいていサービス時間が明記されている。 「月曜から金曜、9時から18時。ただし昼休憩12時〜13時を除く」——そういった形だ。 書面の上ではきれいに見える。だが現場に長くいると、このサービスレベルという概念が実は「費用との...